広告

コロナとリーマンの共通する項目は、パニック市場に常識は通用しないということ

金融ニュース

リーマンショックとコロナショックは全く性質が違いますが共通することもあります。

リーマンショックはサブプライムローン(低所得者向けの住宅ローン)の崩壊が原因です。

サブプライムローンは債券の一種で、他の債券商品とごちゃまぜにしてパッケージ販売されていました。

格付けでの評価も高く、世界中でサブプライムローンが含まれる債券商品がバラまかれていたわけです。

それが崩壊したことにより、自分の持っている金融商品にサブプライムローンが含まれている可能性を危惧した投資家たちが一気に売りを浴びせたことによりリーマンブラザーズが倒産、その波及で株式を現金化するために世界中で下落の連鎖が続いた…というものです。

コロナショックは新型コロナウイルスの世界的パンデミックにより、世界中の経済活動がマヒ状態になり、直近の見通しが悪くなったことにより決算までに成果を出さなければいけない機関投資家からの売りが集中したことによるものです。

下落の原因はリーマンは住宅ローンの崩壊、コロナは経済活動の停滞によるものと大きく違いますが、どちらにも共通することがあります。

それはこのようなパニック相場になったとき「市場には正論が通用しない」ということです。

このような相場のとき全ての金融商品の価格は本来の価値にかかわらず暴落していきます。

安全神話が壊れ、リスクを取れなくなった市場参加者の投げ売りの結果が、全資産の暴落という結果になるのです。

リーマンのときも各国は最大限に手を尽くし、できうる限りの金融政策を一か月以内に行いましたが、収束まで五カ月もかかっています。

非常事態には理性は通用しません。市場は基本的には合理的ですが、人間の集合体である以上「感情」という恐ろしい魔物が常に牙をむく可能性を忘れてはいけません。

パニックに陥った市場は回復するまでに数か月を呈するでしょう。

コロナウイルスに人類が慣れてしまうのが先か、特効薬が開発されるのが先か。

それらのどちらかがくるまで収まらないとは思いますが、安く仕込めるチャンスだと思いましょう。

タイトルとURLをコピーしました