節約の定番は固定費を削ることです。
では次に節約するべき項目はどこでしょうか?
それは交際費・レジャー費です。
昔ながらの節約方ですと、「モノを買うな、もしくは安く買え」でしたが
今の時代そもそもモノ余りなので皆モノなど買っていません。
使っているのは交際費やレジャー費といった「つながり代」であり、ここは我慢して減らすということがしにくい分野です。
なぜ減らすことができないのかというと、自分本位ではない支出だからです。
「付き合いが悪いと思われたくない」「稼いでると思われたい(から多めに払う)」といった、相手からの評価を気にするあまり、支出を抑えようとする心を阻む心理があるからです。
誰かとつながっていたいというのは人間ならば当然の心理であり、正常な状態です。
しかし、際限なくコストを使ってしまっていては無限にお金があっても足りません。
友人との飲み会が外せないなら、自分で店を選びましょう。
予算のコントロールを自分で行うことで、出費もコントロールすることができます。
また、「絶対に行かない曜日」というのを作ることも有効です。
どうしても無理な日が同じ曜日なら、その曜日は何か用事があるんだなと相手の理解も得やすいです。
この交際費をうまく管理できなければ、貯蓄や投資に回るはずのお金を貪ってしまいます。
うまくコントロールするのがお金持ちへのコツでしょう。