長期投資家にとって、このような下落相場は喜ぶべき局面です。
暴落というのはつまり、値段が安くなっているということなので、下値でコツコツと積み立てを続けることにより、来るべき上昇局面で爆発的な加速を生み出してくれるタネになってくれます。
上昇相場で積み立てるのは精神衛生上ラクですが、既に上がりきってしまっているため利益は少なくなる。
投資というのは結果がすべてであり、長期投資家であればこのコロナショックは「暴落」ではあるが、10年に1度しか来ない「大ボーナスタイム」が到来したと喜ぶべきなのです。
そもそも、暴落で損切りをしなければならない人というのは決まっています。
それは過剰なリスクを取ってしまった人か、機関投資家です。
過剰なリスクというのは個別株やハイレバFX、仮想通貨といったポラリティが大きく、また一度下げた値がまた戻るという保証もない資産たちのことを言います。
機関投資家たちは短期で成果を上げなければいけないため、手放したくなくても手放す必要に駆られます。
インデックス投資というのは超分散がされている投資術なので、個別株のような倒産リスクはありません。仮想通貨のような生まれてまもない資産というわけでもないので、歴史による積み重ねという実績があります。
過去にならえば、暴落局面の後は大きく回復します。しかし、下がり続けているときに人々は資産を買い増すことができません。
誰もが買わないから資産は値下がりしているのであって、そういったときに自分が買いにいけるかどうかによってお金持ちになれるかどうかが変わってきます。
投資は最終的な結果がすべてです。
この時期に耐え、さらに買い増すことができるのか。
それとも恐怖に負け狼狽売りしてしまうのか。
あなたの投資家適正はどういう感情にあるかで決まるといってもいいでしょう。