相場下落時こそ投資を継続するべきです。
理由は、相場下落時に投じられた資金というものは相場が元に戻るだけで絶大なプラスリターンを生むからです。
つまり、下がったとしても確実に元の値に戻る資産があれば、今そこに資金を投じているだけでコロナ終息後には莫大な金を生むことになります。
そんな資産が「米国株指数」です。
米国株を対象にした指数の投資先はVTIやSP500、NYダウ30などいくつかありますが、正直どれでも同じです。
大事なのは「米国に」「分散投資されている」指数であるということです。
この二点さえ守っていれば後はどうにでもなるイージーな市場といえます。
理由1:米国であること
米国株の歴史は古く、そして確実に上昇する歴史を歩んできました。
たとえばNYダウなどは1896年に設定され、それ以降確実に上昇を続けてきました。
1900年にはたった50ドルだった値は今では、コロナ前は30000ドルに到達寸前でした。
米国に対する悲観論はたびたび聞かれますが、今のところその全てが誤りだったといえます。
大恐慌、ブラックマンデー、リーマンショック、そしてコロナショックとたびたび大暴落が全世界を襲い、そして米国にも直撃しましたが、そのたびに米国は立ち直り、株価の最高値を更新する偉業を成し遂げてきたのです。
このような”実績”がある米国株は一旦上昇トレンドに転ずると、力強く上昇してくことが分かっているため、米国株こそが投資としてふさわしいのです。
なお日本株はバブル時代につけた最高値を未だに更新できていませんので、いったん下がった値が回復するという保証がありません。投資対象として不適格です。
理由2:分散がなされていること
米国株だからといって個別株に手を出してはいけません。
企業というものは寿命があり、繁栄と衰退を繰り返します。
個に投資しては倒産リスクをむやみに背負い込むことになり、株価をイチイチチェックしなくてはいけません。
そんなものはただのギャンブルであり、投資とはいえません。
個に投資するのではなく群に投資することによって、倒産リスクをなくし、アメリカの成長という果実を何もチェックする必要なく受けることができるのです。
この二点こそが投資において最重要であり、これ以外の投資は必要ないとすらいえます。
エッセンス的にその他の資産クラスを混ぜてもいいと思いますが、過去の期待リターンは株式というアセットクラスが一位であり、投資先としては米国が一位と言うことを考えればおのずと答えはわかるはずです。