コロナショックによって、分散投資の大切さが明らかになりました。
例えば今回のコロナショックでは、あらゆるアセットクラスが一時的に暴落したものの、債券や金といったディフェンシブな資産は急激に値を戻し、ディフェンシブな資産としての役割を発揮しています。
その結果、不動産や株式といったアセットクラスに比重を置いているポートフォリオに比べ、適度に分散が利いたポートフォリオは下落幅が小さくてすみました。
超長期のリターンは株式が一番であるものの、こういった暴落に直面すると多数の個人投資家は狼狽売り、パニック売りといった本来してはいけない行為を平気でしてしまいます。
その感情という無能のストッパーの役割を果たすのがこういったディフェンシブ資産なのです。
また分散は投資に限ったことではありません。
今回コロナショックによって実体経済にも影響が出て、まさに仕事に影響が出ているという人も多いでしょう。
こういった仕事のみで生計を立てている場合、その会社にしがみ付くしか自分の生活を守ることができませんでした。
しかし、生計も「分散」を利かせることで、コロナショックで万が一のことがあっても心配することがなくなる。
具体的には副業、投資収入などです。
その会社にしがみ付くことに囚われると、会社には足元を見られより悪条件で働き続けざるを得なくなる。
しかし他に収入源を作っておくことで、足元を見られることがなくなり、結果として自分にとって良い条件で働くことができるというわけです。
投資も生計も「分散」することであなたの生活を守ります。