大半の個人投資家が頻繁なトレードをすると、必ず負けてしまいます。
それには理由があり、人間の持っている本能によるものです。
人間には危険を回避する本能が備わっており、無意識のうちに危機や危険を回避しようとしてしまいます。
これは投資に例えると、利益が出ることよりも、損をする方が怖くなってしまうということになり、強烈に脳にインパクトを与えます。
結果、多少の含み損で脳は強烈に本能的な恐怖を感じ、株を投げ売り、狼狽売りに走ってしまうのです。
そして、その損失の記憶が一生ぶり返し、その損失を取り戻そうとして狂ったギャンブル紛いの投機に手を出し、爆損をかまして投資の世界から退場していくのです。
どの世界でも、引き際を知らない人ほど勝負には勝てません。
感情的になってむやみに取引を繰り返すほど勝てないように投資の世界ではできているのです。
逆を返すと、感情的にならず、むやみに取引をしなければ自動的に勝てるようになっています。
感情をなくし、淡々と毎月機械のように株式を買い増すことこそが金持ちへ、つまり投資で勝者になる最もな近道なのです。