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レバレッジ型投信の世界。楽天・米国レバレッジバランス・ファンド編(USA360)

投資

楽天・米国レバレッジバランスファンドは、米国の株式と債券を対象に合計で3.6倍のレバレッジになるように設定したファンドです。

具体的には投資金額の90%を現物で米国株式に、残りの10%部分を米国債先物を活用し270%として投資しています。

これにより、株式が伸びるときは株式100%とほぼ変わらない伸びを見せ、暴落局面では債券によるクッションが働きダメージを抑えられる…と目論見書には記載されています。

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コロナショック下での成績がレバレッジファンドの中で最も良い

実際、こういったレバレッジ型バランスファンドは証券会社のシミュレーションによるバックテストの値しか出ておらず、実際に暴落を体験してみないとそのシミュレーションが正しいかどうかの検証ができませんでした。

しかし、このUSA360に関してはコロナショックに関してもシミュレーション通りの結果になっているといえます。

グロ3、グロ5.5など他のレバレッジ型バランスファンドがコロナショック下で軒並みシミュレーション通りの成績を出せず落ち込む中、USA360は目論見書通りの、米国株100%より値を落とさず、戻ったときの上がり幅も米国株100%とほぼ同じで理想的な数値を示しています。

私もこのファンドを所持していますが、最も早くプラスに戻ったのがこのファンドでした。

では、他のグロ3のようなレバレッジバランスファンドとUSA360は何が違い、そしてコロナショック化では何が良くてこの違いを分けたのでしょうか。

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USA360は米国株式と債券のみを対象にしたシンプルなポートフォリオ

通常、株式のリスクを下げるためには、株式と逆相関の見られる資産に投資するべきと言われています。つまり、株式が下げたときに上がっている資産が逆相関があるとみなされるわけです。

米国株と最も逆相関する資産は米国債券であり、コロナショック当初は全資産同時下落により、一瞬下げたものの、すぐに安全資産である米国債への資金流入があり文字通り急回復を見せました。

米国経済が今回のコロナショックにおいても想定通りの動きをしたゆえの結果といってもいいでしょう。

逆に、グロ3やグロ5.5などは大きく低迷し、未だ回復しきっていません。

これは分散を重視したがゆえに、各国の株式、債券、不動産などを詰め込んだせいです。

コロナショックは類を見ない「全資産同時下落」だったことが災いしました。

グロ3などのコンセプトはどこかの資産が下がっても他の資産が上がればいいというものであり、今回のような全ての資産が同時に下落することは想定外だったんですね。

またそのようなときに、米国株と米国債のような関係性であれば戻しも早かったのですが、あらゆる資産がゴチャゴチャになっている結果、思うように値を戻せていません。

特に逆相関性の薄い不動産のダメージが大きかったようです。

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USA360はかなりオススメできる。今後の展望

結果を見ると、USA360はかなりコロナショックで優秀な結果を収めました。

信託報酬は約0.5%であり、3.6倍のレバレッジがかかっていることを考えると十分に低コストといっていいでしょう。長期投資に暴落は付き物ですので、長期投資にもオススメできます。

しかし、このUSA360にも弱点はあります。

それは「米国経済」に依存しているファンドだということです。

今後、なんらかの原因で米国の覇権が失われるようなことがあった場合、それはUSA360にも波及します。

よって、このファンドは「米国の優位性」が今後も続くと考えられ、その間に「何回かは暴落はあるもの」という認識がある人に最も向いていると思われます。

私の考えとはピッタリ一致するので、私は買い増し続けるつもりです。

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