レジ袋を有料にしたのは何のためでしょうか?
答えは、レジ袋の消費量を減らすためです。
元はと言えばプラスチックの海洋汚染が問題となっていたことから始まった本取組は、レジ袋の消費が減ることによって、プラスチックの消費量が減り、ひいては海洋汚染が食い止められることを狙っている…のかは定かではありませんが、そうだとしたら全く無意味な行いでしょう。
なぜなら海洋汚染の原因となっているのはレジ袋ではないからです。
そもそも海洋への不法投棄を当たり前のように行っている国がその行いを改めない限り海洋は汚染され続けるでしょう。
しかし、物の値段を上げれば物の消費量が減ると分かっているのに、消費税を上げ続けるのは理解に苦しみます。
歴史を辿っても、消費税の増税は消費が減少し、結果として税収が増えることはありませんでした。
十万円のものを買ったら一万円も税金を取られるわけで、バカバカしくて消費をしようという気はおきなくなるのは当然です。
一つ一つの消費に対する税収はあがるものの、トータルで景気は下がり続け税収は減り続けます。
しかし国は財務省の犬なので、そのことから目をそらし続け、プライマリーバランスとやらを重視して無意味にも消費税を上げ続けるのでしょう。