ハッキリと申し上げますが、日本株は投資対象として相応しくありません。
それはなぜか?
答えは、人口が減少している国家だからです。
人口というのは経済成長において非常に重要なファクターであり、同程度の発展度合いの場合、総人口に対しての労働者数の多さがそのまま差として生まれるため、人口が多い国=経済が上向いている国と捉えることができます。
しかし日本の現状は、少子化の煽りを受け100年後には人口が現在の半分である5000万人を割るとすら言われています。
ところがこの少子化という現象自体は他の先進国、ヨーロッパやアメリカでも発生しています。
しかし、それらの国では人口は減るどころか増えると予想されているのです。
それはなぜかというと、彼らは移民を受け入れるお国柄であり、他国から労働力としての移民を入れることによって経済のブーストをかけているというわけ。
移民を受け入れない方策が徳川幕府の時代より根強い日本では、この少子化という問題を何がなんでも解決しない限り人口は減り続け、そして衰退の道を歩み続けるでしょう。
しかし、現状、少なくともここ数十年で日本は有効な対策をまるで打てていません。
ハッキリと言ってそのような未来を感じない国に投資をするというのはリターンの割にリスクが高く、投資対象として考えると残念ながら落第ということになるわけです。
ではどのようなところに投資すればいいのか?というと、それも答えは簡単で、人口が増え続けている国に投資をするべきなのです。