時間はどんな人にも平等に与えられているとよく言われます。
たしかに1日は24時間で、これはどんなにお金を持っていたとしても覆すことのできない事実です。
しかし、その24時間は本当にすべて自分のために与えられている時間なのでしょうか?
労働者は自分のための時間がない
労働者は自分の時間の大半を会社に捧げています。
朝準備して家を出て、夜家に帰ってくるまで、会社のために使っている時間を仮に12時間として、睡眠時間を8時間取っていると仮定します。
すると、自分自身でコントロールできる時間はたったの4時間しかないことがわかります。
一方、働く必要のない資本家は睡眠時間を差し引いても16時間が自分のための時間として確保されています。
労働者と資本家では、自分のために与えられている時間に4倍もの差が生まれているのです。
時間はお金で買えるし、お金をもらうために時間を売っている
労働者は人生の大半を会社に拘束されることによって、わずかばかりの給料をもらいます。
つまり、労働者は平等に人間に24時間与えられている時間を資本家に売っているのです。
給料をもらうということは自分の時間を売るということであり、またお金を払えば他人の時間を買うこともできます。
時間は誰しも1日24時間で有限ですが、お金は別に総量が決まっているものではありません。
しかし、お金で貴重な時間を購入できるのであれば、お金を稼ぐ努力はするべきでしょう。
大半の労働者はその努力の方向性が間違っているのです。
時間を買うためにお金を稼げ
仕事を頑張ってもお金が稼げるようにはなりません。
結局それは自分の時間を切り売りしていることであり、自分の貴重な時間を提供している側なのです。
真の意味で時間を買うためお金を稼ぐには、自分の時間を使わずにお金を稼ぐ手段を作るしかないのです。
株式、債権、不動産といった自分の時間を一切使わずに不労所得を生み出してくれる資産を少しずつ積み上げていくことで、本当の意味での自分の時間を少しずつ生み出すことができます。
時間は確かに平等に与えられています。
しかし、その使い道は平等に選択肢が与えられているわけではありません。
大半の労働者は、自分のやりたくもないことを毎日させられ、乗りたくもない電車に毎日運ばれ、喋りたくもない嫌な奴とも付き合っていくことを強要させられています。
そうした拷問のような時間を人生の大半過ごすことに疑問を覚えたならば、投資を始め、本当の自分の時間作りを始めるのが良いと思います。