給料のみで生活することは大きなリスクです。
そのため、給料以外にも収入源を持つことが大切になってきます。
収入源になるなら何でもよいのですが、ひとくちに収入源といっても実に多岐にわたります。
ここでは三つポイントを挙げ、どのような収入源を持つのが良いのかを挙げさせていただきます。
1:長期で見たときにリターンがプラスになっているもの
まずは当たり前ですが、その行いを10年単位の長期で行ったときに、プラス収支になっている可能性が高いものを行うべきでしょう。
例えば世界株式への分散投資などはこれにあたります。
短期ではマイナスになる可能性はあり、山なり谷ありのチャートを描きますが、長期に渡って保有すればプラス収支で終わることが可能でしょう。
これら期待リターンがプラスになっており、場に残り続けるだけで収支にプラス圧力がかかるものをプラスサムゲームといいます。
逆に、短期ではリターンを取ることができるかもしれないが、長期で場に残り続けた場合プラスになるとは限らないものをゼロサムゲームやマイナスサムゲームといいます。
これらは収入源としてはふさわしくないでしょう。例としては
- FXやデイトレードなどの短期トレード行為
- 宝くじ、パチンコ、競馬などのギャンブル
これらの投機やギャンブルと呼ばれる行為は経済発展の恩恵を受けることができず、誰かがトクをすれば誰かが損をする世界になっています。
取引にかかる手数料や胴元の取り分を考えると期待値はマイナスです。
長期で続ければ続けるほど収支はマイナスになり、リスクヘッジにはなりえません。
2:本業と関連が薄いもの
自分の仕事が仮にダメになってしまったとしても、影響がない収入源であるべきということです。
会社から振られている内職や、自社株などは本業の経済依存から脱出できていません。
本業にダメージがあったとき、それらも深刻な被害を負う可能性が高く、そのような場合は収入源が仮に複数あったとしても、リスクの分散はできていないといえます。
3:無理なく続けることが可能であるもの
副収入源は、無理をしない範囲で続けることができるものが望ましいです。
いくら稼げるからと言って、自分の身体を削ってダブルワーク、トリプルワークなどは決してオススメできないといえます。
そのような働き方をしていては体に支障がでますし、本業にも影響がでることになります。
そのような生活はそう長くは続けられないですし、本業に支障が出るといういらないリスクを負うことにもなります。
まとめ
- 期待リターンがプラスであり
- 本業と関係が薄く
- 無理なく継続可能
この三点を守った収入源を作ることができれば、あなたの人生におけるリスクはヘッジされることでしょう。
ここは投資ブログなので、オススメするのはもちろん全世界への分散が効いた投資なのですが
自分にあった副業であれば正直何でも構わないとおもっています。
いくつ持ったって構いません。投資はその一手段にすぎません。
また、副業というのは最初のうちはあまり稼げず、すぐに成果の出るものでもありません。
それでも収入源が別にあるというのは精神的な心の支えや余裕に繋がってくれます。
ほぼ全てのリターンが発生する事柄において、リスクというものは存在します。
仕事についてもそれは例外ではありませんでした。
しかし、性質の異なるリスク同士を同居させることで、リスク同士を打ち消しあい、全体のリスクを大きく低減させられることが可能なのです。
分散投資の極意はそこにあり、効果的にリスクを分散してとることによって、全体のリターンを安定え向上させることにあります。
これらは人生にも応用することができ、モノの考え方に役に立ってくれるでしょう。
リスクは嫌うものではなく、うまく使いこなすものである、ということを覚えておきましょう。