投資には資金が必要です。
少額から投資できる環境は整ってきましたが、それでも投資用の資金を捻出しなければならないことに変わりはありません。
つまり、余剰資金がゼロでは投資はできないわけです。
ただ、貯金のようにお金を貯めるのが苦手という人は多いです。
人はお金があると使ってしまいます。
高所得者だからといって貯金があるとは限らないのです。
積み立て投資を始めることが投資資金の捻出に繋がる
お金があれば使ってしまうというのは逆に、使えるお金がなければ使えないのです。
貯金しているということを自分でせずに自動化し、手元にあるお金のみでやりくりできるようになれば、知らずにお金(投資用の元本が)溜まっていくことになります。
そしてそれは、積み立て投資との相性が非常によいのです。
多くのネット証券では、毎月の積立投資ができます。
銀行口座からの自動引き落としだったり、クレジットカード引き落としだったりしますが、設定した日に一定額が銀行口座からネット証券の口座に資金移動されるわけですね。
この設定を行うことで、あなたは自由に使える(銀行の)お金が減り、その代わりにネット証券での貯蓄が行えます。
そしてネット証券に移した積み立て資金では、投資信託などの金融商品が購入できますので、毎月の貯蓄と投資が同時に行えてしまうというわけです。
まとめ:自動化と天引きがポイント
毎月振り込まれる給料を「天引き」の要領で証券口座に移し、投信を買い付ける。
この設定を最初に行うことで、毎月「自動的に」資金の積み立てが行われるようになります。
最初にこれを行っておくだけで、貯金しているという感覚を忘れつつ資産運用ができるので、モノグサな人にはおすすめです。
月4万引き落とす設定にしていれば、リターンを無視しても二年で100万近くは貯めることができます。
使用する証券会社はSBI証券か楽天証券が良いでしょう。
どちらも最大手であり、あらゆる取引にかかる手数料が無料や最安値です。
さらに日ごろ溜まるポイントも投資に利用できますので、無駄に買いたくもないものに使うこともなくなります。
Tポイントをメインに貯めているならSBI証券、楽天ポイントを貯めているなら楽天証券で決まりでしょう。