投資をするということは、「日本円」以外で資産を持つということになります。
「日本円」以外に資産を持つということは、「日本経済」や「日本円」が今後弱体化したとしても、背負うリスクを減らすということになります。
逆に、一切投資をしないというのは、「日本経済」や「日本円」に全力で賭けているようなものです。
日本経済がこれから復活を果たし、日本円が強くなるというビジョンが描けている人はそれでもよいでしょう。
しかし、そう思わない、世界の経済成長に日本経済は出遅れていると感じているのであれば、海外への分散投資を行うべきなのです。
それがあなたの資産を守ることにもつながります。
投資に最初から全力で振り切る必要はない
自分の資産を元本保証のない投資商品に投じるというのは、とても勇気のいることです。
自分が必死に得た糧を、元本割れのリスクに晒すわけですから当然です。
しかし、何も自分の持っている資産を全て投じる必要はありません。
自分の持っている金融資産のうち、しばらく使わない余剰資金であるとか
1割だけにしておくとか、毎月数千円からとかでもOKなのです。
最近では100円から始めることもできますね。
そうして、少しずつ投資というリスク性資産に資金を投じることに慣れていけばよいのです。
不安なら積み立てNISAにラインナップされている商品を
投資は自己責任ですが、預貯金オンリーで資産形成をするよりかは遥かに投資をした方が良いと個人的に思います。
そして、どのような商品を買えばいいのか分からないという人は、金融庁が厳選したつみたてNISAにラインナップされている投資信託商品の中から選べば間違いないでしょう。
投資信託には世界中の株式などがオールインワンでパッケージングされており、手数料や投資先などで玉石混合だったものが、金融庁がつみたてNISAというフィルターを通して一部の優良商品だけ厳選したものになります。
そうして世界中の株式や、不動産、債権、金などの様々な資産クラスに自分の資産を振り分けることで、最終的に自分の資産を防衛することに繋がるのです。
日本の裕福度が相対的に今よりも高くなるのか低くなるのか。
仮に低くなったとしても、資産を分散しておくことで問題はなくなるのです。
投資はリスクヘッジの側面もあります。賢く利用していきましょう。