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いきなり!ステーキが増資を発表するも、将来の展望は暗い

金融ニュース

経営不振に喘ぐ「いきなり!ステーキ」を擁するペッパーフードサービスは12月27日、第三者割当による新株予約権を発行して資金調達すると発表しました。

いわゆる「増資」です。

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業績低迷時の増資は株主への裏切り行為

増資を行うと資本金が増えるため、なんとなく良いことのように思われますが、既存の株主にとっては全く良いことではありません。

なぜならば、増資を行うと株価は下がるからです。

全株式の集合体である企業の時価総額は増資を行った分だけ上昇しますが、企業の純利益は増資を行った直後には変わりません。

すると、1株あたりにおける純利益率は低下することになります。

増資によって1株あたりの純利益率が下がるということは、増資前の株価よりも増資後の株価は割高であるとみなされます。

株価が割高であるということは、その企業の株式は売られる傾向にあります。

つまり、株価は下がります。

企業は設備などに資本を投じ、サービスを提供し、対価として売上を得ます。
そして、売上から、サービスを提供するために必要な維持費を賄っています。
提供するサービスの質を高めるためには設備投資や研究開発費が必要です。
そのため、企業は時として増資を行う必要があるのです。
しかし、増資は上述したように、株価が下がる傾向があります。
このような増資が許されるのは、将来の経営展望がシッカリとしていて、まだまだ伸びる余地があると株主に理解して貰えてこそなのです。
いきなり!ステーキのこの増資は、もはやただの経営不振に対応するためであるとバレてしまっているため、既存の株主はただただ企業による裏切り行為を受けているのです。
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日本企業の株主軽視は今に始まったことではない

最近は日本企業も配当性向が増えて株主重視になっただとかいろいろ言われますが、結局のところ本質は変わっていません。

業績がよくても増配は当然しないくせに、業績が落ちた瞬間に簡単に予定配当金額から減配を見せつけたり、簡単に増資を決定して既存の株主をたびたび裏切っているのが日本企業のやり方です。

投資家であるならば、株主ファーストの考えを持つ米国企業への投資を行っている方が数百倍マシでしょう。

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まとめ:週明けは暴落の予感

好調なときであればまだしも、いきなり!ステーキは増資したところで今の事業をどうやって立て直すのかのヴィジョンも見えませんし展望も開けていません。
経営不振が世間的にバレてしまっているこの状況での増資は完全に場当たり的な対応であり、自転車操業、本格的にやばいと思われてしまっても不思議ではありません。
もし万が一同社の株価を持っている方は、最悪紙切れになることも考慮したほうがいいかもしれませんね。

 

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