PayPayといえば20%還元を打ち出したり、20%還元が終わってからも2019年9月までは3%還元だったりと、高還元を誇るQRコード決済として評判でした。
しかし2019年10月からは還元率が1.5%に低下するなど、残念な改悪が起きていました。
しかし、ヤフージャパンカードを併用し、PayPayにチャージすることで+1%分のポイントが得られていたため、LINEPayや楽天Payなど、他のQRコード決済よりもやはり高還元な場合が多かったのです。
ですが、残念ながら2/1よりさらなる改悪があることが発表されました。
ヤフージャパンカードによるチャージ時の+1%がなくなる
2/1よりヤフージャパンカードの唯一の存在意義といっていい、PayPayチャージ時に+1%のポイントバックがなくなるとのことです。
これにより、PayPayのチャージはヤフージャパンカードが唯一の候補だったのが、ヤフージャパンカードでチャージを行っても一円も得しないことになってしまいました。
ヤフージャパンカードで入ってくるポイントはTポイントですので、ヤフーは本気でTポイントからの離脱をしようとしているのかもしれません。
2/1以降はPayPay支払時の1.5%のみが還元対象
PayPayはチャージボーナスがなくなったことにより、支払時の1.5%のみが還元対象となります。
1.5%という還元率は、やや高くはあるものの、他の手段で達成できないほどではなく、以前ほどのインパクトには大きくかけ、PayPayを利用し続ける意義は大きく下がりました。
もともとQRコード決済はスマホを開いてアプリを提示しスキャンorバーコード読み取りをしなければならず、手間がかかる決済手段です。
その手間を高還元で補っていただけに、この改悪はつらいところですね。
今後は無理して使う必要はないでしょう。
既存顧客に厳しいのは日本企業の特色
携帯のキャリアもそうですが、新規ユーザーの獲得には乗り換えなどのキャンペーンで必死に囲い込むのに一度取り込んでしまったユーザーの対応はどんどんと最悪なモノになっていくのが日本企業の特徴です。
一度使い始めてしまったらそれを変えるのはなかなか面倒という心理をついたやり方であり、ありていにいえばユーザーはナメられているわけです。
どんどんと改悪にはNOを突きつけ、他の便利な決済手段に乗り換えていきましょう。
キャッシュレス時代も情弱では損をするばかりなんですね。
初期投資が必要だがKyash Cardが代替候補か。
発行費用が900円かかってしまいますが、Kyash Cardが代替としては候補に挙がるでしょう。
KyashCardは他のクレジットカードを紐づけて使うことができるカードであり、紐づけるカードにもよりますが2%は還元率が見込めます。
前身であるキャッシュリアルカードに比べて月間利用上限額もアップし、総利用上限額も撤廃され、普段使いするカードとして額を気にしなくてもよくなったのは大きいでしょう。
またわざわざ使いにくいQRコード決済は特別な事情でもなければ使う必要がありませんので、還元率1.5%でもよいのであれば交通系ICでの支払いがもっとも手早くてよいでしょう。
PayPayやLINEPayは、統合とともにケチくさくなりキャンペーン以外で使う価値はなくなりそうですね。