貯金はムズかしいです。今の30~40代の4人に1人は貯金ナシと言われています。
年収は下がる一方なのに度重なる重税で貯金なんてできないという人も多いでしょう。
実は貯金が中々できない人は思い切って投資を始めるとお金が溜まり始める可能性が高いです。
貯金もできないのに投資用の資金なんて捻出できるわけがないと思われがちですが、貯金と投資ではメカニズムが違うのです。
貯金は現金化しやすい=すぐ使えてしまうので溜まらない
貯金と投資の最大の違いは、現金化のスピードにあります。
人間は今すぐ使える現金が手元にあると限界まで使ってしまう生き物です。
貯金は現金化のスピードがATMさえあれば一瞬で行えるため、衝動でモノを買うことも余裕でできてしまいます。
しかし、これが投資商品であれば、少なくとも一瞬で現金化することはできません。
まず投資商品を売却して現金化し、口座に反映されてからになります。
この一拍かならず空ける必要があるというのは、人間を衝動買いから冷静にさせてくれます。
じっくりと考える時間が与えられ、本当に必要なものだったのかを見つめなおす時間を貰えるのです。
資産であれば現金化して無駄遣いすることに抵抗感が生まれる
資産とは保有しているだけで定期的に富のリターンを生み出してくれる集金装置です。
資産を現金化してしまうと、今後貰えるリターンが現金化したぶんだけ減少してしまうことになります。
貯金(現金)であれば使っておしまい、使って初めて価値があるものに変わっていたのですが
同じ評価額であっても資産として持っておくことで、資産自体に価値があるという認識にかわるのです。
その結果、資産は思ったよりも現金化されません。つまり、無駄遣いが減ります。
貯金があれば使ってしまう浪費家ほど投資を実行せよ
手持ちの現金や貯金があればあるだけ浪費してしまう浪費家であればあるほど、投資を実行するべきなのです。
投資とは資産を運用して増やすことばかりに焦点が置かれますが、無駄な支出を抑え、理性を育てる効果にも一役買ってくれます。
NISA口座などで税金対策もできますし、法律で保護されているため突然資産が没収されるようなこともありません。
少額からでも投資の世界に足を踏み出してみると世界が変わるかもしれませんよ。