お金持ちになるには投資が必須です。
そして投資とは、元の種銭が多い方が有利です。
例えば1000万円を投資で作るとして、元々持っているお金が100万だと10倍ですが
元々持っているお金が10万円だと100倍にしなければならないわけです。
その分リスクの高い投資をする必要があったり、余計に時間がかかったりするわけです。
そして、その種銭の多さというのは投資の初期段階にこそ最も力を発揮します。
それは投資には複利の力が働くからです。
複利の力によって得られる効果は、投資機関が長期化すればするほど二次関数的な広がりを見せます。
つまり、種銭は初期に一括で投入する方が、後から分割で時間を空けて投入するよりも理論上は効果的なのです。
原資が大きい方がお金が増えるスピードが違います。
今まで投資をしたことがなく、余剰資金もないという方は、今すぐ投資を始めましょう。
そのうえで、最初の一年が勝負どころです。
最初の一年間でどれだけ投資資金を捻出することができたかによって、その後の資産の増加スピードに差が生まれるでしょう。
毎月1万円でも今まで一切投資をしてこず、貯金もできてなかったのであれば偉いのですが、ここはグッと我慢して限界まで投資資金を捻出しておきたいところです。
例えば月1万円の投資と月5万円の投資では、単純に資産の増加スピードが五倍違うということを意味します。
さらにその差は、複利効果によって年々差が開いていくのです。
特に一年目の原資の差が数十年後には恐ろしいほどの差となって跳ね返ってくるため、一年間は原資をできるだけ大きくするのが大切なのです。
原資を貯めるには節約が大事
原資をねん出するには節約が必須です。
金融庁の報告書によると、20台、30台は40%近くが貯金なしというデータが出ており、思ったより周囲には貯金ができない人間がおおい。
高そうな買い物をしたり、豪遊していかにもお金を持っていそうな人間というのは散財しているからであって、決してお金が溜まっているわけではない。
あればあるだけ使ってしまうタイプの人間なのだ。
そういった人間の真似をしないことがお金を貯め、そして投資に回す資金を捻出するコツです。
しかしお金は使ってこそ意味があります。ですので、このような限界まで行う節約は一年間を目安にしましょう。
一年間我慢できれば原資は十分のはずです。そこから額は落としても大丈夫ですので積立投資を継続し、数十年継続することができれば将来困ることのないお金が沸いてくることでしょう。
投資をしていないのは論外。投資の原資をいかに貯めるか。そこが勝負の分かれ目です。