Googleは世界一の検索市場シェアを誇っており、彼らのウェブ広告収入は純利益が100億ドル越えと言われております。
日本のYahoo!も検索エンジンはGoogleを使っており、市場の参入制限がありガラパゴズ仕様になっている中国を除きまさに世界中を圧巻しているモンスター会社がGoogleという会社です。
しかし、Googleでの検索回数は依然トップをひた走るものの、最近はまずTwitterやFacebookといったSNSで検索をかけるというのが主流になっているようです。
SNSによるサーチはリアルタイムの生の声が聞けるし、検索エンジンに最適化された文章がただ並ぶGoogle検索よりも本音というものがみえる。
Googleで調べるのはより専門的な内容だったりといった知識系の分野に寄ってきており、リアルタイムのゴシップなどはSNSの方が主流になりつつある。
この傾向が続くとすると、Googleの収益に今後響いてくるのかもしれません。
しかし、このようなことはGAFAMと呼ばれるアメリカトップ5の企業間だけで行われている争いです。
たとえばGoogleの市場をFacebookが食い荒らしているように、クラウドサービスではAmazonとMicrosoftが競り合っています。AI分野に至ってはFacebook以外の四社が競い合っているような状態です。
結局彼らのどこかが利益を得ているわけで、仮にGoogleの検索力が落ちたところでアメリカテック企業の絶対的優位性が覆ることはない。
投資をする際はSP500などのアメリカの市場に丸ごと投資しておく方法を選んでおけば、仮にどこか一社が完全に出遅れたとしても全く問題がありません。
なぜなら他のテック企業がその分の利益を貪っている=アメリカ市場全体としては成長を続けているからです。
日本や欧州などの国には彼らGAFAMに対抗する力を持ったIT企業は存在しない。
中国はガラパゴス市場すぎ中国国内以外のシェアはまるでダメです。
結局アメリカ市場だけの小競り合いであり、投資家にとってはどこの企業が勝ち残ろうが何も問題ないのです。