世界の株式市場が大荒れです。SP500は過去最大の下落幅を記録し取引が停止するサーキットブレイカーが初めて発動するなどしています。
もちろんこのような暴落の相場は「買い」が正解なのですが、焦って飛びつくのはよくありません。
リーマンショックのときは底値がつくまでに半年かかっており、急落する相場のどこが底なのかは全く分からないからです。
最悪なのは売ってしまうことですが、ここぞとばかりに飛びついてナンピンするのもよくありません。
この下げが長期化した場合、毎日のように資金を投入していてはすぐに枯渇してしまうでしょう。
そのあとの下落相場や底を指を加えてみているだけになってしまいます。
ではどのように株を買えばいいのかというと、一定のペースを崩さないことです。
積み立て投資では毎月だったりと決まったペースで同量を買い付けしているはずです。
それを崩さなければよいのです。
そもそも長期投資家が見ている景色は10年以上後の世界の話であり、今日明日、一か月やそこらの話ではありません。
つまり今日や明日の相場がどうとかは気にするだけ無駄であり、この下げも未来にはどうでもいい誤差となります。
NYダウは100万ドル行くと言われており、それに倣えば今の価格で多少の上げ下げがあったところで誤差レベルなのです。
コロナでどうだとかそういった相場の悲観を忘れ、定期的に買い付けを続けるメンタルこそが投資で成功するコツです。